中古住宅をリノベーション・リフォームする前に
中古住宅は様々な問題を抱えています。
1981年に新耐震基準に改制、それ以前の中古住宅はの中には、地震から財産と命を守るのに十分でない住宅があります。
また、中古住宅の温熱環境も省エネルギー基準が1980年、1992年、1999年と基準の見直しがされていますが、施工が悪く基準を満足した性能の中古住宅はあまりありません。
よって中古住宅では、省エネ・耐震性能が求められている社会に対応した生活は難しいのが現状です。
そして、空き家もどんどん増え続け平成30年の統計では滋賀家の空家戸数83000戸で住宅の13%以上が空き家になっています。
もう性能の低いローコスト住宅つくり続ける時代は終わったと私たちは感じています。
これからはスクラップ&ビルド「造っては壊す」というローコスト住宅ではなく、省エネで耐震のある高性能な住宅をつくって大切に住み、次代に住み継いでいける新築戸建てを建てていかななければなりません。
耐震性能
温熱環境
劣化
設備や配管
バリアフリー
防耐火性能
中古住宅診断とは
中古住宅は、性能を上げて寿命を延ばすことを主な目的とした高性能住宅へのリフォーム・リノベーションが必要なのです。高性能住宅へのリフォーム・リノベーションは中古住宅・空き家の問題点(病理)を把握し、それを治療するとういうお医者さんのような考え方、中古住宅診断・インスペクションが必要です。
ライフスタイルに寄り添うご提案を
中古住宅診断・インスペクションを怠ったリフォーム・リノベーションでは、予算の不透明さ、省エネ・耐震性能が向上しないなども考えられます。リフォーム・リノベーションの前にまず構造的に、耐震性能、温熱環境、劣化、設備や配管、バリアフリー、防耐火性能等の項目に沿って調査診断を行い現状を把握。そしてこの中古住宅調査診断結果から、施主様の大切な予算や生活スタイルからもっともふさわしいリフォーム・リノベーションプランを提案していくことが大切だと思っています。